 PSP(PS3)のアーカイブスでPCエンジンの名作が遊べるわけだが、 つかたんが選んだPCエンジンゲーは・・・・
と、その前に、PCエンジンと言えば、つかたんの直撃世代なわけでして、中高生の頃は憧れのハードだったわけなんだよね。 なにせ世界初のCD−ROM搭載機であり、システムを揃えるとおよそ10マンエソ。後に廉価版が出るもののそれでも6万はしたからね。 それは今もっとしても高価に感じる程なので、当時はブルジョアな子でもなければ遊べないハードだったのだ。
「ファミコンができないのならPCエンジンを遊べばいいじゃない?」
とか言いつつつかたんはPC98というパソコンで遊んでたりしたんだが(30万程の価格)。 ともあれ、憧れだったハードのゲーに今でも触れてみたいのもあるのでし。 で、そのPCエンジンゲーで選んだのは・・・・イース4。 PCエンジンと言えばイース。当時パソコンで大人気だったアクションRPGが1と2とセットでアニメや音声を加えて超パワーアップ移植したのは衝撃的だったのだ。 1、2セットなんてのは今ではそれ程珍しくはないが、当時はなんてお得で凄いんだ!と衝撃を受けた記憶がある。
ま、イース1と2は3はパソコンで遊んだのでね。わざわざ今遊ぶ程じゃないかな?と、思ったのよさ。 なのでPCエンジンオリジナルである4を選んだわけよ? オープニングとか絵とかは今見てもそれ程悪いとは思わない。古いとは思うがね。 いやむしろこの古いグラフィックは落ち着く。 残念ながらと言うか、なんと言うか、やはり直撃世代は直撃世代時代のグラフィックが馴染むのよね。 今のCGCGしたのもまぁ普通に楽しめるが、どうもCGってのは好きになれないのよね。
イース4は3で不評だったサイドビューアクション(ドラゴンバスターのパクリ)をやめ、 1、2のトップビューの体当たり戦闘方式に戻してる。 これも古臭いけどシンプルでてっとり早く進められるので嫌いじゃない。 古いんだけど、ボスなどはよく考えられていて体当たり・飛び道具だけの戦闘システムなのに多彩なアクションを楽しませてくれる。 普通にRPGとして楽しめたな。
実はイース4はハドソンが独自開発したものであり、当時イース4というタイトルはスーパーファミコンにもあり、 後のPS2版も含めれば全く違う内容・システム・ストーリーのイース4が3タイトルがあったという。 つまりイースというライセンスを元に様々なメーカーが好き好きに新作を作ってたのだ。 だから今回のは「PCエンジン版イース4」なのだ。 現在はイースシリーズの親であるファルコム社がこれまた全くの新作のイース4を出してるみたいだが。
当時「パソコンのドラクエ」的なビックタイトルであったイースシリーズだが、知名度があったのは3までで、 3で思いっきりコケてそれ以後のシリーズはあまり知名度があるとは言いがたいんだよね。 そもそも「イース」というタイトルは「イース」という国の物語なわけでして、1・2で完結しちゃってるんだよね。 後のシリーズは「どこがイースなんじゃい!!」という蛇足的なものは否定できない。主人公がアドルってだけで。 ちなみにPCエンジン版4はアドル君が再びイースに戻ってきたって意味では関連性はある。そんな意味では続編らしい続編と言える。
まぁしかしそのアドル君。各シリーズでカワイイヒロインをさんざん惚れさせておいてラスボス倒すとさっさと他の国に逃げてしまう。 そう、アドル君は冒険家なのだ。一つの国に留まらない人なので、女性に縛られる事を良しとしないのだ。 それにしたって酷い男だ。酷いにも程がある。 リリアたん(2のヒロイン)に「待ってますから!いつまでも待ってますから!」と言わせておいてスルーとか酷くね? それって告白も同然な台詞じゃね?男として最低じゃね?だが俺達にできない事をやってのけるアドルさんにシビれる憧れるぅ!!!! |
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