
魔法少女まどか☆マギカを観て見た。 まどかマギカも「魔法少女」というジャンルと柔らかい絵柄から、よくある萌アニメと思われがち。 つかたんもそんなストーリーだと思ってた。な、わけでして今までノーチェックなのでした。
だがしかし、実際観てみるとこれが超ハード。 最初こそ魔女っ娘モノのフォーマット(契約する妖精がいる、変身する、ご近所の平和を守る)を守るが、3話から急展開。 なにがって?死ぬんです。魔法少女が。 敗北は即・死、しかもダークサイドに堕ちても死、そして「生き返る」などの救済もなく死んだら終わり。奇跡などおきないのです。 魔法少女になった娘は文字通り命がけで敵である魔女と戦う事になります。死ぬまで。
魔法少女となる女の子は自分の願いを一つどんなものでも叶う事ができるのです。 しかしそれは餌であり、それと引き換えに一生戦い続ける事を強制され、人間をやめさせられ、最後は敵であるはずの魔女にされ退治される運命にあるのです。 一度魔法少女になったら最後、生き地獄を味わう事になるのです。 スーパー鬱展開。萌えアニメだと思って見たら思いっきし騙されるという。 例えるのなら恋愛映画だと思って観たらホラー映画だった、みたいな?全く救いのないストーリー。 主人公は毎回「酷いよ酷いよ、こんなのってないよ」とウーウー泣きます。 そもそも主人公は変身しな・・・・・・まず主人公の設定そのものがありえないのだ。 とにかく残酷。残酷っていうと血ドビャーってイメージがあるけどそおいうんじゃなくて、精神的にきつい。 中学生の彼女達にはあまりにも過酷。肉体的にも精神的にも追い詰められやがて壊れてく。 何も悪い事してないのに。誰かの幸せを願っただけなのに。 プリキュアとか観てるお子さんに見せたらトラウマ決定です。夢も希望もありません。 しかし気になる。残酷で無情な物語なのにどんどん惹きつけられるのです。 ん〜?けれどこれって「トップをねらえ2!」に結構似てるんだよな。 主人公が遅咲きな所、主人公が全てを背負い込んで遠くに行ってしまう所、サブヒロインが主人公の想いを受け止め生きていく所、かなり共通点がある。 最後まで観ても「本当にこれで良かったのか?」ともやもやした気持ちが止まらない。 木之本さくらたんがこの世界に行ったら絶望するだろうな。 Content-Disposition: form-data; name="image"
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