 「カードキャプターさくら クリアカード編が始まった。
カードキャプターさくら(以下CCさくら)はCLAMPという作者が少女誌で描いた少女漫画。 BSで放送され、萌えアニメに多大な影響を与えた作品作と言える。そしてCLAMPという作家を世に知らしめた代表的作品でもある。
そんな名作でもあるCCさくらが復活した。
なんと20年!!20年ぶりにだ!!!!! それは子供が生まれてから成人するまでの時間である!!! 凄い!! さらに凄いのは、復活と言っても、例えば主人公さくらが結婚して、その子供が新しい主人公となる、 じゃなくて!主人公はさくらのままなのだ!!続き。完全なる続編。 前作はさくらが中学生になろうか、という所で結末を迎えるが、今作はその中学生に入学してからのお話となる。
なぜ20年ものスパンがあったのか?超人気作だけに続編の希望は散々あったはずなのになぜ今? すべては憶測だが、まず原作者であるCLAMP氏がドジョウ狙いと思われたくなかったのではないだろうか? 安易に続編を出してしまっては作家としての寿命が縮まると思ったんじゃないかな? もう一つはさくらの声と当ててた丹下さくら氏が放送終了後に引退状態だったり、復活したと思ったら声優としては非常にクオリティが下がってたりと不安定な時期があった事。 熱心なCCさくらファンにストーカーされてたのでは?という噂もある。 近年やっと丹下氏も声に安定感が出てきて完全復活したと言える。 以上の憶測から、今やっと続編が出せる状態になったと言えるのではないだろうか?
そして期待のCCさくらの続編なだけに、制作プロダクション・監督・声優ともに当時のスタッフを集結。 放送局であるNHKも熱心にプロモーションしたりと、かなりの力の入れようだ。 そして実際に放映したのを見ると、凄かったのだ。 やばい、当時のまま。まるで今までCCさくらが放送してたのかのような、当時からのそのままの続編な雰囲気なのだ。 絵の雰囲気、当時のキャストそのままの声と、続編として徹底した絵作りをしているのだ。 かと言って昔をそのまま再現しているのではなく、一部のキャラクターを丸くしてたりと、今風の絵作りにもしてたりする。 今で言うガラケーを使ってたさくらちゃん達だったが、続編ではそしらぬフリでスマホを使ってたりする。 つまり時代の流行も取り入れつつ、良い物はそのままに、のすり合わせを良いバランスで組み込んでいるのだ。 そおいうのはセンスが問われる。かなりの努力があったはずだ。
そんなわけで新生CCさくらは期待通りの出来で、往年のファンも納得できる出来。 原作である程度ストーリーは先行してたわけだが、つかたんはあえてそれを見なかった。 なぜなら必ずアニメ化されると思ってたから。ってより原作が始まった時点ですでにアニメ化の準備は始まってたんだよな。 だから楽しみ。今後のさくらちゃんの動向から目を離せないぜ。
|
|