 「ストライクウィッチーズ」はご存知だろうか? 時代設定としては第一次世界大戦の頃だろうか? 宇宙から来た?正体不明の宇宙人が武力でヨーロッパの多くを支配。 謎の超兵器で人間を圧倒した宇宙人「ネウロイ」に対抗するため結成された魔女軍団、それがストライクウィッチーズ。 ネウロイに対抗できるのは少女しか使えない魔法のみ。彼女らは魔力を増大させ空を飛ぶ「ストライカー」を装備しネウロイと戦うのだ!!
・・・・・ってのが大体の設定なのだが、少女しか戦えないってのはまぁいいとして、 下半身・・・・・なぜか「ズボン」を履かないのだ。 つまりパンティー丸出し。つまりのところ「モロパン」だ。パンチラですらない。常にパンツフルオープンだ。 だがしかしこの世界には「下着」というものは存在しない。 我々の言う「パンツ」こそが「ズボン」なのだ。 だから彼女たちはズボンとしてパンティーを当たり前に履く。パンティーを普通に晒し歩く。 そしてあまりに有名なキャッチ「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」だ。 ・・・・もっとも、劇中で言った台詞ではなく(そもそもパンツ存在しないしな!)作品紹介などの広報でよく書かれたキャッチなのだが。 ・・・・つかたん的にあからさまなエロ・セクシー路線は嫌いなのだが、ここまでやってくれるとあざといも呆れるも通り越して一周して二周して「アリ」になってしまう。 だが、それなりに歳取った女性やあるいは男性は「長いズボン」を普通に履いてるのだが、 そもそも下着が存在しないという事はその下は我々の世界で言う所の「ノーパン」なんじゃないだろうか?
スーパーあざとい設定ではあるのだが、世界大戦の航空機(ゼロ戦などの)を萌え兵器とし、 マニアックで本格的な空戦シーンは、見せかけだけのバトル萌えアニメではない。それ故に多くのファンを獲得したようだ。 正直つかたん的にはミニタリーマニアではないため、その点においては価値観を感じられないのだが、好きな人にはかなりハマる作りになってるんだろうな。 な、わけでしてつかたん的には「まぁまぁかな?」的で観てた。 現在TVシリーズは1と2が出ていて、2のラストで主人公ヨシカは魔力の全てを使いネウロイを殲滅する。 二度と魔法を使う事ができなくなった宮藤芳佳だが「わたしの夢が叶ったからいいんです!」と、笑顔で締めくくる。
物語の結末としては「完璧な完結」とも言える。 の、だがいきなり「劇場版」だ。つまり続編が出た。 ストライクウィッチーズは「まぁまぁ」的なつかたんだが、しかし2での不憫なヨシカがどうなったか気になる。 そもそもネウロイは全滅したのではなかったのか?気にならずにはいられない!! な、わけでして劇場版がレンタル解禁されて早速借りてみたのだ。
まず敵であるネウロイ。2で芳佳が魔力の全てを込めて倒したネウロイはヨーロッパの一部の国だけであり、別に全滅したわけでもなく以前ヨーロッパ全域を支配してるとの事。 「夢が叶った」とまで言わせて一部の国って・・・・エー。 な、わけでして芳佳も都合よく魔力が戻って戦線復帰、戦いは続くよこれからも!って結末になるのかなー?とか思ってた。 魔力を失い実家に戻って医者になる勉強をしていた芳佳だったのだが、 ヨシカの上司の坂本さんに「医者を目指すのなら最先端の我々の軍医の下に学んでみてはどうだろうか?」との誘いに芳佳は応え留学を決意する。 だが目的地である欧州に向かう途中にネウロイに襲われて・・・・ってのが劇場版のストーリー。
まずつかたんが予想してた速攻で芳佳が魔力を取り戻し戦線復帰・・・ってのが裏切られた。 芳佳は魔力の無い普通の少女として頑張る。魔力も無く非力なのに懸命に人を助けようと努力する。 ネウロイに追い詰められ絶望的状況になっても非常に重い銃器を持ち撃ち吹っ飛ばされても立ち上がる芳佳ちゃんにちょっとウルっと来た。 なんというか主人公である芳佳を「活躍」させるのではなく、一人の少女が懸命に努力するってのがやっぱり萌えだけではないなぁーって関心させられる。 だからこその人気作なんだろうな。 まぁ最後の最後で芳佳は魔力を取り戻し空を飛ぶわけだが、あれだけ懸命に戦ったんだから報われてもいいよね、って思わせてくれる。 2で芳佳と同じく魔力を失った坂本さんも飛行機に乗って「はっはっは」と登場するのだがここも言えぬ気分に・・・・ で、ラスト「つづく」で締める。結局つづくんかい!! な、わけで近い将来3をやるのは確実だ。劇場版はウィッチーズを今後も続けるためのストーリーだったのだ。 あんだけ2でスッパリ終わっておいて・・・・と、思うのだがまぁいいだろう。これからもズボンを凝視し続ける事にしよう。 |
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