
前々から気になってた映画版シュタインズゲートを観に行って来た。 シュタインズゲートとは、アドベンチャーゲームが原作で、超大作として期待されて発売されたものではなく、そのシナリオの面白さから口コミでジワジワ人気が出て、アニメで爆発的にヒットしたもの。 タイムマシン・タイムリープなどを題材としたSFミステリーというある意味古典的なものではあるのだが、そこに最新のSF思考とリアルな設定を組み込む事により、むしろ斬新なストーリーでファンを獲得したと言える。 つかたんもゲーム・アニメで知り凄く楽しんだ人。なので映画も気になってたんだよな。 春に上映開始になってから「よし観にいくぞ!!」と、意気込んでたんだが、これがまた超極小上映なわけでして、各都道府県でしかやらんという始末。一番近くて仙台っつー。 流石にそれはキビシー!なわけでして、まぁDVDレンタルされるまで待つかな・・・と、諦めてたり。 そしたら夏にやっと地元にも回ってきた。2ヶ月以上遅れるとか・・・・ しかもたった2週間の一日一回上映のみとか・・・・ もちろんレイトショーなどのサービスなどあるはずもなく、当然フルプライス(1700円)なわけですよ。 すげー迷ったがそれでもワクテクしながら観に行ったわけですよ? で、 う・・・ううん。うん。う〜ん・・・・ ↓ここからネタバレ。DVD待ち等の人は読むな・・・・まぁここ来てる人はいないと思うけど。 主人公は前作の岡部ではなく、ヒロインだったクリスちゃん。 スゲー簡単に言うと岡部が前作でタイムリープを繰り返しすぎたせいで、世界に対して存在が不安定になり、 やがて消滅してしまう存在に。 それを救うため今度はクリスちゃんがタイムリープやタイムスリップを繰り返す事になるのだ。 で、結局どうやって岡部を救ったかと言うと、スゲー簡単に言うと少年時代の岡部にチューして眠りから覚ますのだ。 前作で岡部が散々クリスちゃんの事を「スィーツ(w」とバカにしてたが、まさにそんなストーリー。 シュタゲとは、あくまでも科学的観点、超伏線貼りからのミステリー・逆転劇が魅力なのだと思うが、そおいうのほとんど無し。 つまりのところ、クリスちゃんの「スィーツ(w」ストーリーであり、SFミステリーを期待してた人にとっては強烈な肩透かしだったのだ。もちろんつかたんも透かされました。えー。 う・・・う〜ん・・・これ1700円の価値あるかというと・・・無いです。1000円でギリギリ・・・・ なんつーかゲームの1シナリオとか小説で十分じゃね?っつー。エー。 原作のあの緊張感、ヤバイヤバイ、死ぬ死ぬ、どうする?どうなる?酷い酷い、どうしてこんなに酷い目に遭うんだ?的なあの緊張感・・・が、無い。映画観に来た人は絶対これ期待してたはずなのに・・・・ 確かに原作も話が進むまでかなり長かった・・・ってのも伏線を積み重ねて中盤から爆発させる、という手法を取っていた。だからたかが2時間そこらの映画ではそれは無理だったと言える。 ある意味仕方無いが、それでもこれは微妙・・・と言わざるを得ない。 う〜んでもなー。う〜ん、ちょっと、っていうかかなり、残念だったなー。金返せ・・・・ |